ペットについて

ペットがいるご家庭の塗装工事で気をつけるポイント

~大切な家族のために、安心して塗装工事を行うために~

ペットがいる時に塗装工事で気をつける事とストレスを与えない為の対策

「そろそろ塗装工事の時期だけど、うちにはワンちゃん(ネコちゃん)がいるから心配…」
このようなご相談を、ペットと暮らしておられるお施主様からよく頂きます。

私自身も動物が大好きなので、そのお気持ちはとてもよくわかります。
今回は実際の施工現場での体験も交えながら、ペットがいるご家庭での塗装工事で注意すべき点をご紹介します。


1. お見積もり時に「ペットがいます」とご相談ください

まず最初に大切なのは、お見積もりの際にペットがいることを必ずお知らせいただくことです。

  • 犬・猫などペットの種類

  • 飼育場所(室内/屋外)

  • 普段の様子(人見知り・音への反応など)

これらを教えていただければ、使用する塗料の種類や工事中の配慮について、最適なご提案が可能です。


2. 工事の工程ごとに気をつけたいポイント

足場設置・養生作業(1日)

  • 足元に犬小屋がある場合は移動を

  • 庭で放し飼いの場合はリードにつなぐ

  • 人見知りのワンちゃんは室内に避難させる

猫ちゃんの場合、足場を「遊び場」にしてしまうことも。安全のため、足場設置中は室内にいてもらいましょう。


高圧洗浄作業(半日〜1日)

実は、ペットにとって最もストレスがかかる工程がこの高圧洗浄です。

  • 大きな音が出るため、音に敏感な子は特に注意

  • 雷などが苦手な場合は、一緒にいてあげたり、お散歩に出かけたりするのも効果的

  • 場合によっては、かかりつけの獣医さんに相談し、落ち着ける方法を探すのもおすすめです


下地補修作業

  • 工事音は控えめですが、職人の出入りがあるため、人見知りの子は別の場所に移動を

  • 作業のない場所にペットを移動し、ストレスを減らしてあげましょう


下塗り・中塗り・上塗り(塗装作業)

■ におい対策

  • 現在主流の水性塗料はにおいが少なく、安全性も高いですが、完全に無害ではありません

  • 気になる場合は「水性塗料で」とご希望をお伝えください

  • 室内飼いのペットがいる場合は、塗装中は換気をしっかり行い、においの流入を防ぎましょう

■ 舐めたり、触れたりしないように

  • ウッドデッキなどを塗った場合、乾くまで近づけないようにしましょう

  • 特に好奇心旺盛な子は、塗装面を舐めたり噛んだりすることがあります

■ 足跡に注意!

  • コンクリートや塗装面が乾く前に歩くと、「肉球スタンプ」がついてしまうことも…(ちょっと可愛いけど大変です)

  • 塗装後しばらくは、塗装面に近づけないよう注意してください


点検・足場解体(1日)

足場の解体時も、人の出入りや音が発生します。設置時と同じように、ペットの移動や避難をしておきましょう。


3. 実録!職人とペットの触れ合い事件簿

ちょっと笑えるけど、現場ではこんな出来事もありました。

ケース1:好き好き大好きペロペロ事件
大型犬のワンちゃんに懐かれすぎて、作業中ずっとペロペロ。作業が中断するほどの愛情表現に思わず笑顔。

ケース2:あなたは嫌い事件
とてもおとなしいワンちゃんでも、相性が悪いと…噛まれてしまった職人も。ショックは大きいです。

ケース3:不審者通報(犬)事件
留守中、職人が作業している間ずっとワンちゃんが吠え続け…。ご近所への配慮から、その日は作業を中止しました。

ケース4:猫監督の早弁事件
塗装を遠くから見守る猫ちゃん。でも、お弁当が気になって車内に置いていたお弁当を先に食べてしまった…というハプニングも(笑)


4. ペットがいるご家庭の塗装工事まとめ

  • お見積もり時に「ペットがいる」ことを必ず伝える

  • 水性塗料を希望する場合は事前にご相談を

  • 足場作業や高圧洗浄時はペットの避難を

  • 塗装面に触れない・舐めないように注意

  • 飼い主様の付き添いや、外出、獣医師への相談も有効


最後に:安心できる工事のために

ふじ美塗装では、断熱塗料GAINAをはじめとした高機能・高付加価値塗料の施工を得意としています。
「夏は涼しく、冬は暖かく」—その違いをぜひショールームで体感してください。
外壁には各種塗料の実物も塗装済みですので、仕上がりもチェックできます。

ペットと一緒に、安心・安全な塗装工事を実現したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お塗替えのご用命は、熊本市北区龍田のふじ美塗装まで。