敬老の日によせて…先代のお話

9月に入り、朝晩はだいぶ涼しくなってきた熊本地方ですが、日中はまだまだ日差しも強く空調服が欠かせません…。

今月の9月18日は敬老の日ということで、先代の事を思い出しています。

 

ふじ美塗装・創業者 遠山典紀(享年74歳)

塗装のイロハから、雨漏りのスキル、商売の在り方など私に職人、経営者としてのすべてを叩き込んでくれました。

※ふじ美創業時の親父と私(昭和43年頃)

 

亡くなって9年が経ちますが、今も事務所で見守ってくれています。

 

昔ながらの職人気質の人間でしたので、この笑顔の写真は奇跡かもしれません(笑)

我が子達には大変厳しかったのですが、孫たちにはとてもやさしく、孫たちも「のりきじいじ~!」ととても懐いていました。

 

今年なおさら思い出すのは、一番かわいがっていた初孫の結婚式に先代と妻の亡くなった両親の写真と共に参列したことです。

式場のかたの計らいで席を設けて頂き、カメラマンさんにはとても素敵な写真を撮って頂きました。

きっと会場にも駆け付けてお祝いしてくれていたことでしょう。

 

あと、先代から受け継いだことといえば…

「魚釣り」

時間さえあれば、九州一円に出かけかなりの大物を釣ってきていました。

(今の私には到底かないません…泣)

そんな先代が一番お気に入りだった天草にある海筏(いかだ)にいまも通っています。

何も考えずぼーっと釣竿ををたらす時間は最高です!

筏の様子・別名「父ちゃんの海」と呼んでいます

釣り仲間もどんどん増えており、毎回ワイワイと楽しんでいます。

(※「ふじ美釣り部」部員募集中です!)

きっとここにも駆け付けて一緒に楽しんでくれている事でしょう!

 

私がいつも思うことは「先人がいなければいまの自分は存在しない。」

もう一緒にお酒を酌み交わしながら敬老を祝うことはできませんが、感謝の気持ちはずっと持ち続けて行こうと思っています。