足場を架設し養生ネットを張って本作業に取り掛からせて頂きます。
まずは長年の汚れや苔、チョーキング等の劣化した旧塗膜を高圧洗浄機で洗い流します。
今回、屋根は塗装無しですが、苔が目立っておりましたので
洗浄させて頂きました。
隅のほうにはかなりの苔が生えてしまっていましたが
ごっそり除去致します。
ベランダのマットの下も綺麗に致します。
色見本作成
今回も実際のサイディングボードを利用させて頂き、
お色見本を作成致します。
ボードの凹凸により見る角度や時間(日当たり)によって
変化するお色の具合を確認して頂くためです。
2色によるツータッチですが、今回は全体をツートンにとご要望でしたので
4色選んで頂く事になります。
軒先(軒天井、破風板、横樋等)
お色も決まりフッ素塗料が入荷するまでに、軒先等の進められる部分を塗り進めます。
まずは軒天井から。
ケンエースG2を使います。
大きな建物ですと軒天井の面積も広いです。
ムラが出来ないように丁寧に重ね塗りしていきます。
また、併せて瓦の点検も行います。
ビス・釘の緩みが無いか確認しています。
破風板と樋は二液シリコンのユメロック。紫外線に強いルーフ仕様を使います。
全体を引き締める黒を塗っていきます。
フッ素中塗り
下塗りを行いフッ素を塗っていきます。
JPMのフッ素UVコートです。
今回はツータッチ塗装ですが、ベース色を二回重ね塗りしていきます。
フッ素上塗り(ツータッチ塗装)
さてツータッチの仕上げ、上塗りとしてトップの色を塗っていきます。
サイディングの凹凸を利用して二色模様を描いていきます。
途中で模様が変わってしまわないように、社長一人で最後まで塗り上げます。
近くで見る印象も良いのですが、全体的に見ると不思議な事にまた違って見えてきます。
基礎、ベランダ防水
今回、基礎部に白アリ対策としてロイヤルアリガードを施工させて頂きました。
防蟻効果の他に微弾性によるひび割れへの追従や中性化抑止効果も相まって
躯体からお家全体を守ります。
ベランダ防水シートには強溶剤になりますがウレタン系塗料を使用します。
塩ビシートのため専用プライマーを塗って
ウレタンのトップコートを塗っていきます。