前日に残ったツートンカラーのもう一色部分、一階部分の塗装を行います。
ツートンの切り替えに横帯等の区切りがないため、綺麗なラインを手書きする必要があります。
平らなボード上やサッシ枠等ではたんにテープを張ってライン出しが行えますが、
モルタル壁にマスチック塗装されたボコボコの表面には綺麗なラインを描く事が難しくなります。
付着性の高いガムテープを張りますが、どうしてもボードの凹凸に密着させる事が出来ません。
わずかに開いた隙間に塗料が入り込むとラインに滲みが生じるために、
透明のボンドコーク(充填剤)を予め充填して、塗装していきます。
綺麗なラインを描くことが出来ました。
二階部分と同様に乾燥後もう一度塗り重ねて上塗りを仕上げます。
ベランダ表面だけアクセントとして一階部のお色にしています。
黒のサッシとの調和もよく、全体的にシックなツートンカラーになりました。