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塀の塗り替え


塀の塗り替え
住宅の壁よりも悪条件な環境にあり、汚れや苔をはじめ塗料の浮きや剥がれなど・・・下地を最良な状態にして、補修箇所を目立たなく仕上げます。

detail

施工

施工前


お庭側は苔が多くみられます。

施工前


この状態で塗装しても繁殖して表面に出てきてしまいます。

まずは苔を取る作業から。

施工前


カーポートからの雨だれによる汚れ、駐車場では多く見られる汚れです。

施工開始

高圧洗浄で苔、汚れを洗い流します。

これである程度はきれいになります。

洗浄前


苔の下には塗料の浮きがみられます。


殺菌

洗浄機では落とせないところは
次亜鉛酸により殺菌、この作業はかなり大事です。

洗浄完了。

苔や剥がれが落ちました。

剥離後


浮いているところを除去すると、残っている塗料との境に段差が出来てしまいます。

これでは上塗りをしても綺麗には仕上がりません。

下地調整


回転サンダーを使い表面を滑らかにしていきます。

調整後

境目が滑らかになりました。

下塗り。


下地のセメントが劣化していますのでシーラーで固めていきます。

補修


樹脂系のモルタルで補修。

補修


コテを使い厚みを出し、フラットな面にしていきます。

異変


塀の上に載っている瓦ですが・・・。

綺麗に並んでいなく凸凹になってしまっています。

現状


瓦を外してみます。通常モルタルで接着してあるのでなかなか外れないはずなのですが・・・簡単に外れてしまいました。

現状

接着に使っているモルタルがすでに粉状になってしまっていました。
これではいつ外れてもおかしくない状態ですね・・・。


除去


劣化している部分を除去します。

瓦の補修の場合


通常のモルタルではなく、防水モルタルを使用します。

見えなくなるところですが、耐久性を考えると当然の選択になります。

補修完了


念のため他の浮いているところをさがしてみます。

結局

全ての瓦を外しました。

かろうじて付いている場所もありましたが、遅かれ早かれ同様な結果になってしまいますので、全て補修しました。

下塗り


ロックのカチオンシーラーを使いました。

塗布


ローラーと刷毛で塗っていきます。

下地を固める効果と上塗りとの接着効果、上塗り材の吸い込みを均一にしてくれます。

下地調整


樹脂モルタルで補修したところを周りにあわせてリシン(砂状の塗料)を吹きつけます。
これで補修箇所を分からなくします。

上塗り。


上塗りは通常2回塗装するのですが
仕上がりを見ながら追加で塗装回数を増やしていきます

目地塗装


目地は筆を使い仕上げていきます。

完了

下地をしっかり作ることが仕上り具合には大切な事です。

完了


完了


仕様

  • 塀塗装