車の塗装と言えば板金塗装ですが・・・
トラックの荷台となればどこの仕事になるでしょう。
『ふじ美』は外壁塗装専門店ですが、
「板金塗装の仕上がり」を建築塗装に持っていく。これを先代よりテーマのひとつにしてきました。
ですので板金塗装ももちろんできるのですが、今回は荷台の塗装。
サビ、耐久性、摩耗性を第一に考え、建築塗装を板金塗装に持って行く事に。
まずは回転サンダーを使いサビを削り落とします。
サビを完全に撤去してから塗装が基本ですが、研磨できない部分にはリン酸処理を行い「黒錆」に変えてしまいます。
サーフェンサーを吹き付けて錆止め。下地の凹凸をフラットにしていきます。
上塗り吹付け。
サビの発生を止める為には空気を遮断する事が大事ですが・・・
基本的に塗膜には空気を通してしまう小さな穴ができてしまいます。
一度に多くの塗料を乗せても同じ事ですので「塗装→乾燥→塗装→乾燥」を繰り返して
できる穴の位置をずらして塞いでしまいます。これがサビ止めを得意とする建築塗装の工法です。
『サビ』は高価な塗料を使う前に、
化学的に鉄を知り、適切な工法を行う事が大事なんですね。
今回ご依頼頂きました東南運輸株式会社様。
ありがとうございました!
また定期点検時にお伺い致します!
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創業56年の老舗塗装店・熊本市北区龍田のふじ美塗装