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壁紙の塗装


珪藻土仕上げ
既存の壁紙を珪藻土でしあげます。

detail内容

内部の壁で多いのがクロスですが、今回は壁を珪藻土で仕上げました。

通常の手順ですと
ラスボードと呼ばれる珪藻土を乗りやすくするボードを貼り
その上に珪藻土を塗るわけですが
珪藻土で一番多い問題がひび割れです。

そこで特殊な下塗り材を塗ることでひび割れを防ぎ、
しかもクロスの上から塗る事ができるので
耐久性、工期とコストの削減ができます。


施工

施工前

全体的に汚れとひび割れがみられます

施工前

ひび割れ状況

施工前


クロスの浮き

全体的に浮きが多くみられました。
浮いている部分は切り取っていきます。

下地の段差は下塗り材が厚みがありますので
問題ありません

下塗り材


特別に配合して頂いた下塗り材です。

上塗りが白色ですので今回は白の下塗り材を
お願いしますた。

通常上塗りが白ですと下地の色が透けて見えてしまいますので
中塗りとして白く塗りつぶす必要がありますが
この下塗り材のおかげで工期、コストがだいぶ削減されます。

これをコテで塗っていきます。

下塗り材(粉体)

1袋に対し4つのビニール袋に分けてあります。

一度の使用量での小分けの意味もありますが
製造工程を見学させて頂きましたが
微妙な配合でかなり精密に素材の配合を
してらっしゃいました。
移動過程で思い素材軽い素材が分かれる恐れが
ありますので中身の均一化の意味から小分けしていただきました。

下塗り材


現場では水を混ぜるだけです。

もちろんミキサーで念入りに混ぜて使用します。

製作して頂いた性能を現場で壊さないように
心がけて念入りに。

コテ塗り



塗装と聞くとローラーや刷毛のイメージですが、
コテ塗りもあるのです。

コテ塗り


左が施工後、右が施工前のクロスです。

下地への食いつきを心配されるのですが、
この素材、ガラスに塗布して剥がれません。

それ程の吸着力ですので
手や身体に付くと落とすのが大変です。
施工中は気を使って塗布しています。

下塗り完了


この時点で壁は真っ白になりますので

施工完了のようですが

やはり珪藻土の性能がメインになりますので
珪藻土をコテ塗りしていきます。

施工完了


珪藻土の塗布も同様に行いました。

完成

完成

仕様

仕様

  • 珪藻土仕上げ